
(こちらの記事は2022年11月13日のことを振り返っての日記になります)
以前、不思議の国のアリスをテーマにしたお茶会を開きましたが、それに引き続き、今回は雰囲気をガラッと変えてダークな雰囲気のハロウィンパーティーを開いたときのお話です。
ちなみに以前のお茶会の様子は下記にて↓
コンセプト決め
前回の「アリス」もそうでしたが、ハロウィンもデザインのバリエーションが多いので悩みました。
オレンジと紫色のオーソドックスなハロウィンにするか、ピンクを加えて、ちょっと毒っ気のある可愛い雰囲気にするか、完全黒のダーク系でいくか…
ただ、参加者の一人である友人と盛り上がって話しているうちに、ダーク=漆黒=厨二病なハロウィンでいいんじゃない??と。
そこで今回は『黒歴史』をテーマに、ダーク(漆黒)な雰囲気のお茶会をすることが決まりました^^
ちなみにお茶会タイトルは、私が小説の中で無駄に使いたくなる単語を組み合わせて以下の通り。
『沈黙と戒律に秘められし血塗られた楽園の片翼の天使たちの狂宴【カタストロフィ】』
「カタストロフィ」を日常で使う機会は来るのだろうか…。
招待状づくり
招待状はWordで作成した後、友人の勧めで赤い厚紙(100均で購入)に印刷してみましたが、すごく雰囲気が出て良かったです…!

見えにくいですが、どことなく痛々しい詩も添えました(笑)
とはいえ、結構設定練ったんですよね…。厨二は不真面目にはやっていられない。
さらに、今回は参加者に「種族」と「職業」も書いてもらうようにして、メニュー名もファンタジー好きをくすぐる名前にしてみました(下記、メニュー表)。

前回のお茶会のときから、ドリンクのアンケート形式はすっかり恒例になりましたが、ウェルカムドリンクは、なるべく参加者が半々で選ぶように、どちらも魅力を感じる内容になるようにいつも心がけています♪
紅茶は、ルピシアでハロウィン時期に限定で販売される「トリック オ ティー」という紅茶をこの日のために購入しました。
こちらは栗とキャラメルの焼き菓子をイメージした紅茶で、ローストアーモンドとピンクペッパーをまぶしてあるようで…まったりフレーバーが好きな自分にはぴったりの紅茶でした。
アーモンドやくるみなどのナッツ系の香りが個人的に好きで…。スコーンにもよく入れて作ります。
前準備(お菓子作りの練習など)
まずは家にあるピーターラビットのぬいぐるみたちもおめかしさせました。


黒いフェルト(100均で購入)を長方形に切って、黒リボン(ユーズド品)を縫い付けただけですが、いい感じ。
また、今回は黒いシュークリーム(命名:ダークネスシュークリーム)を作ることにしたのですが、試作でことごとく膨らまず苦戦。。
その後は仕事終わりに毎日作って、膨らまない原因をYahoo知恵袋で調べたりしつつ、計5回作り直しました。昔作ったときはすんなり膨らんだんだけどなぁ…あのときはたまたまだったらしい。
人によって原因はまちまちだと思いますが、私の場合、下記(↓)を改善したら膨らむようになりました。
- オーブンで焼くまでに、極力生地が冷えないようにする(そのため、混ぜ合わせる材料は全部、すぐに入れられるよう、分量を量ってスタンバイ)
- とき卵はレシピ通りの量であっても一度に加えず、生地の硬さを見て、ほどよいかたさになったら入れるのをやめる(これ結構大事だった)
- 最後の手段、生地を絞るときは気持ち小さめにする(小さくしたほうがなんか膨らみやすい気がした)
別日に作って撮影したものですが、完成品はこんな出来栄え(^^)/

アラザンや、ドライイチゴをトッピングしたらすごくかわいかった…!
ケーキ作り
今回は日曜日に開催したので、お部屋の掃除も料理の仕込みも(Seriaに行って飾りを買い足したりも)ゆっくり土曜日に進められました。
前日に作ったのはケーキとシュークリーム(クリームを入れたのは当日)とかぼちゃスープです。
ケーキは今回、奇抜な見た目にしたかったので、アメリカのレッドベルベットケーキのレシピでケーキの生地を作り、黒い食紅を混ぜたチョコレートをコーティングすることで、外側は黒、中身は赤という毒々しい色味のケーキにしてみました。

ただ、チョコレートのコーティングを失敗して表面がかなりでこぼこになってしまいました;
作り直そうか悩みましたが、失敗品を後で完食する自信がなく、腰が重くて諦めました。
(またケーキについては、痛々しい表現が苦手な方は申し訳ないです💦)
先ほどのケーキは、ヤンデレケーキと題して、おもちゃの包丁を付けて&台詞(これからはずっと一緒だょ)を書き込んで完成。

周りの血っぽい表現は、赤い食紅とホワイトチョコレートと、少量のゼラチンを混ぜたものを散らしています。
(台所がすごい汚れたのと、このタイミングで母が来ないことを何度も祈った…)
キッシュ&かぼちゃのスープ作り
今回はスコーンの代わりに、キッシュと、ハロウィンらしくかぼちゃのスープを用意しました。

(作ったときに写真を撮り忘れたので、食事中のものになりますが;)
ちなみに以下のレシピをお借りして作りました!
2つとも簡単なのにすごくおいしくて、特にかぼちゃのスープはたまねぎの甘みとバターの風味の合わせが良く、おかわりする方もいるほど好評でした^^
レシピではブレンダーを使って細かくしていますが、私は持っていなかったので、かぼちゃを細かめに切って煮込んだら、スプーンでも簡単にほぐせました♪
- キッシュのレシピ
- かぼちゃのスープのレシピ
ウェルカムドリンク(モクテル)作り
前日に試作した写真なのでレモンが恐ろしくぶ厚かったりするのですが、こんな感じです。

緑の方は妖精界、赤の方は灼熱の魔界をイメージしています♪(写真では分かりづらいのですが、上下でグラデーションになるようにしています)
- 緑のモクテル:モナンのグリーンミント・シロップ + 微量の青い食紅 + 炭酸 + グリーンレモンを添え
- 赤のモクテル:モナンのグレナディン・シロップ(ザクロの果汁みたいです) + コーラ + 炭酸 + レモンを添え
配分は前日に母と味見しながら決めました。
モナンのシロップが結構甘いので、砂糖なしの強炭酸がちょうどよいかと思ったのですが、強炭酸の匂いというか、重曹のようなしょっぱい風味…?が気になり、三ツ矢サイダーに変えました。
前日はあれやこれやと試食しすぎてお腹いっぱいに^^;
ハロウィンパーティー開始
今回は友人が、家からインテリアグッズ(どくろやローソク等)やテーブルクロス、食器まで用意して持ってきてくれたので、それらも使わせてもらって雰囲気抜群のパーティーになりました!


これらを荷物に入れて電車を乗り継ぐの重かったでしょうに…感謝。
↓こちらに映ってるのは私の部屋の雑貨品です(壁には魔法図書館風のタペストリーを貼っています)。


今回もハロウィンらしく、参加者の皆にお菓子を持ち寄りしてもらいました(パッケージ可愛かったのに、今回はことごとく撮影を忘れていて猛省…)。


こちらは持ち寄りお菓子のジョジョの奇妙な冒険のチョコレート(かわいい…!)
初めに私から選んでと言ってもらえたので、ありがたく私の推しの「ジョナサン・ジョースター」を選んだら、周りから「えー??」とブーイングが。同志はいなかったようだ…。
感想
今回は企画も料理も、私自身はやりたいことができて大満足でした!
何よりこういう盛大なハロウィンパーティーを一度やってみたかった…。
写真は載せられないですが、ハロウィンらしくコスプレも楽しみました。
版権キャラとかでなく、道化師や猫娘など、幻想世界のオリジナルキャラをモチーフにしているところに、みんなの創作好き要素を感じました♪一方の私はホス狂い(ホストの名刺も作成)のコスプレ。
料理でいうと、練習しただけあって、MVPはシュークリームとかぼちゃスープでした♪
逆に改善の余地があるのはケーキですね…。
調理のクオリティもですが、今回作った生地が甘味強かったので、チョコレートと合わせるんだったらもっと口当たり軽くなるようにすればよかった…(他の料理に比べて全体の反応も薄いのも見て、あ、察し…って感じでした^^;)
創作料理は難しい…。
そういった反省も交えつつ、今回みたいに、参加者に自由参加型のアンケートを促して楽しんでもらう術も発見したので、次回のお茶会の幅が広がって楽しみが増えました。
以上、今回は自分のこだわりが強い分、だらだら書き連ねてしまいましたが💦
最後までお読み下さりありがとうございました…!
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